アーモンドの花を探しに

アムステルダムに住んでいたのら博士(理学)のMooiが好きなことやひとりごとを書いてます。2020年4月に国家資格キャリアコンサルタントを取得し、お役に立ちたいと考え中。

瀬戸内国際芸術祭2022に行ってきた(1日目)安藤忠雄さんのご講演を2回も拝聴できた!!

3年に1度開催される、瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭2022が始まりました。

春. 2022年 4月14日[木]—5月18日[水] 35日間 ; 夏. 2022年 8月5日[金]—9月4日[日] 31日間 ; 秋. 2022年 9月29日[木]—11月6日[日] 39日間

という長い期間、開催される、珍しい国際芸術祭。

コロナ禍で開催されるのかどうかも危ぶまれましたが、開催してくださいました。

海外のアーティストさんたちはリモートで制作をしたり、とかなり大変な準備段階(いえ、開催中に制作が進んでいくのも、3期に渡る芸術祭の醍醐味?) とても素敵な2泊3日を過ごすことができたので、日記という感じで綴っていきたいと思います。

いざ、直島!

2022年4月16日土曜日、羽田空港高松空港への飛行機が遅れ、フェリー乗り場へのリムジンバスも遅れ、ギリギリ乗船!

直島に到着し、急いでANDO MUSEUMへ。

安藤忠雄さんの講演会を聴きに!

まず、体温を測ってもらい、熱がないようだと、今回の瀬戸芸のモチーフが入った紙のリストを腕に巻きつけて、当日中のみ、「発熱のないひと」として、検温を免除されます。

ANDO MUSEUM内は、コンクリートともともとの古い屋根から漏れる光が溢れる空間でした。

安藤忠雄さん、とてもエネルギー溢れる方でした。 教科書か何かで最初に拝見した写真が白黒で、元ボクサー、そして、コンクリート建築のイメージが重なって、もっと怖い感じの方かと思っていたら、気さくな大阪のおっちゃんという感じで驚きました. テレビでは少し真面目バージョンで話されていたんですね(笑)

意外だったのが、この世代の方には珍しく、女性の好奇心をほめて下さってるところ.

「ちょっと面白いことを探さなくなったら終わり。好奇心と体力。 (歳を重ねても)女の人だけがある(笑).男はだめ.63歳で定年したら終わり(笑)」 人生100年なのに、そんなに早く終わっていいのか、と厳しい問いを明るく突きつける.

「どう言う風に生きるか、って考えると面白いですよ。 全部自分で考えていくとええと思います.」

大阪のことを文化がない、大阪人は本を読まないと貶しながら、結局、「大阪だけでええ.大阪にいれば満足.」とおっしゃっていて、「梅田は自分のもんだと思って、勝手に木を植えとる(笑)」と笑顔で話されていて、東京にはこんな東京が好きな、東京出身の建築家はいないのかなあ、と考え込んでしまいました.大阪の人が羨ましい.

その後、次の直島ホールでの講演会まで散歩。

↓直島ホール。普段は町のイベントなどで使用されてて、入れないらしい。また後ほど、講演内容のメモを綴れれば、と思います。

家プロジェクト

碁会所 (2006-)

須田悦弘さんの木彫の椿。 色が褪せている.こんな風に常設展示したことがないそうで、とりあえず、このままでいいんじゃない、とのこと。

南寺

ジェームズ・タレル 「Backside of the Moon」1999年 設計:安藤忠雄

真っ暗闇が以前より怖かった.

南寺前のヒフミヨ珈琲舎ののお姉さんが、夕飯の場所を心配してくれ、なんと!お店の電話で予約してくださいました。とっても温かい雰囲気をまとった女性で、ホッとした気持ちになりました。

一度、宿に戻って、近くの中奥さんへ。

中奥さん、最高!

中奥さんは古民家をリノベーションした素敵な空間。

[blogcard url="https://cafesalon-naka-oku.jimdofree.com/"]

私が訪れた日は、オーナーのお父様が釣って来て下さったヒラメが美味しく、蜜柑を食べて育ったというカンパチ、鯛のお刺身もおいしかったです。 ランチでは行列ができたというオムライスは優しい味で、ご飯の味付けが絶妙でした. ヒフミヨ珈琲舎でおすすめされた、大根を直島産の海苔で巻いて、そらしおで食べるおつまみも最高でした。何しろ、直島の海苔がすっごく美味しい。 海苔だけでも飽きずに食べ続けられそう.

締めはオリーブサイダー.オリーブの果汁が入った、少し緑色のサイダー。

私が向かった17時半にはすでに「本日満席」の看板が出ていたので、予約していただいて本当にラッキーでした。一軒家をリノベーションした店内は18時半には予約客で満席!

早々と宿に戻り、まだ明るい19時前には暇に。周りには開いてるお店もないので、ぶらぶら。 夜になるとゲストハウスへ向かう道にはたくさんのあかり。 夜でも道がわかるようにしてくださってるオーナーさんの心配り。部屋にはホットカーペットも。 1日3組のみ。トイレもシャワー室も共同ではなく、一部屋ごとに使用できるトイレとシャワーを振り分けていて、感染対策されてました。 ゲストハウスなのにバスタオル、ハンドタオルもあり、水道には浄水器があり、普通のお茶も美味しく感じられました。

また、4月中旬の一時的に寒い時期だったのですが、ホットカーペットを準備して下さっていたので、冷え切ることなく、このブログの下書きを作成することもできました。

私の泊まったBamboo Village Guest Houseはこちらで丁寧に紹介されていました。

コロナ禍でイレギュラーな体制ですが、とっても快適な滞在となりました!オーナーさんに感謝です!

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