新型コロナ前の週末は常に出かけていたけど、土日のうち1日は家にいようと思っているMooiです。この3ヶ月近く、家で過ごしても、心も体も休めた気がせず、不思議でした。
▼去年の今頃はフランスとオランダに旅行に行き、オルセー美術館などを巡ってました。
そんな中、森美術館館長の片岡真美さんの記事を拝読し、このモヤモヤが何なのか、特に下記の文章で、はっとしました。
国内の事情に関して言えば、真綿で首を締められているような、あるいは薄氷の上を歩くようなアンビギュアスな状況が続いてきた。政府による強制的なロックダウンではなく、自粛要請という個人の判断に期待する施策で、どこまで感染を抑制することができるのか、国民の集合的な意志や倫理観が試されてきた。そうした状況は程度の差はあれど、しばらく継続されることになる。
▼全文は下記を参照なさってください。
先日、「ポストコロナ時代の美術館はどうなるのか?」というタイトルで、片岡真実さん(森美術館、国際美術館会議(CIMAM)会長 )×橋爪勇介さん(ウェブ美術手帖編集長)×橋本麻里さん(永青文庫副館長、ライター)×荻上チキさん のラジオを紹介させていただきましたが、その際も、片岡真美さんのお話を聞いて、心にストンと落ちるような言葉が多く、モヤモヤを具体的な言葉に落とし込んでくださる方がいると、ひとはホットするのだな、と感じました。
ここ数ヶ月、家族以外とはほとんど話してもいないので、言語化する能力がさらに下がった気がします。
近所の土手をジョギングしている時、堤防を歩きながら、振り付けもつけてラップの練習をしている男性を見かけました。プロはこういう状況でも、スキルを磨き続けて、来るべき時に備えているのだな、と感じ、それはきっと、最近、やっと再開しつつある美術館のみなさんもそうなのだろうと感じました。
在宅勤務にマンネリ化してる場合ではありません。。。