五反田TOCメッセで開催中のローリング・ストーンズ展に行ってきました。
初日は開館前から行列になった様子がニュースになってました。
6年前に、母と来日コンサートを観に行っていたので、今回の展覧会も母と行ってきました。
想像以上にテンションの上がった展覧会なので、写真撮影OKですが、写真は少なめにして、これから向かわれる方へのネタバレは減らそうと思います。
入り口の映像からすごいです。
過去から現在までの様子を流し続けてます。私は聞いたことしかなかった事件もしっかりと映像として流されてました。
噂になっていた、メンバーが若い頃、みんなで住んでいたという汚い安アパートを再現した部屋! すっごく汚くて、食べ残しまで再現してました(苦笑) 細かいところまで!
その後、メンバーのギターやハーモニカなどの楽器、スタジオでの録音光景の再現や、当時の様子を語ったビデオ、ブルースとの出会いなどなど。ローリング・ストーンズと関わった人たちが、目をキラキラさせて嬉しそうに語ってる姿が印象的でした。
その後も小さな映画館ではないかと思うほど、たくさんの映像が!! 実際の衣装もたくさん!しかも、どれもきれいに保存してありました。 また、アンディー・ウォーホールの手がけたジャケットやアンディー・ウォーホール作のミック・ジャガーの肖像画など。
今日はたまたまオンライン英会話の日だったので、イギリス人の先生とも、この展覧会やローリング・ストーンズの話をしましたが、「羨ましい!僕も観たい(先生は今、ポーランド)!ミック・ジャガーはナイスガイで、今まで誰からも悪い噂を聞いたことがない」とおっしゃってました。 実際、ミック・ジャガーは、デヴィット・ボウイ、フレディ・マーキュリー、アンディー・ウォーホールなど、数々のアーティストと仲が良く、かつ、尊敬される存在だと読んだことがあります。
日本での展覧会にメッセージをくれたミック・ジャガー。
現在、心臓の手術のために入院中ですが、「ツアーは延期するけど、できるだけ早くツアーに戻るためにがんばってるよ」みたいなメッセージをtwitterで出されていて、ファン思いの方だという印象。
I’m so sorry to all our fans in America & Canada with tickets. I really hate letting you down like this.
— Mick Jagger (@MickJagger) March 30, 2019
I’m devastated for having to postpone the tour but I will be working very hard to be back on stage as soon as I can. Once again, huge apologies to everyone.
実際にコンサートで観たときも、全力で歌い、踊り、ファンを楽しませようと一生懸命な様子が伝わってきて、母親のためにチケットをとったのですが、私の方が好きになりました。
展覧会のクライマックスには、バックステージ(の再現)を抜けた後、3Dコンサート!本当に近くにいるように見え、コンサート会場にいるかのようで、演奏が終わった後、体温が2,3度上昇したかと思うほど、大興奮の状態になりました。
今回の展覧会では、キース・リチャードがたくさんメッセージ映像を出してくれていました。常にタバコを手にしてますが、この方も展覧会に向けた意気込みや、各コンサートのリハーサルのセットリストまで、丁寧にメモをされてるなど、真面目な人柄が伝わってきました。
バンド名しか知らない方でも、きっとファンになってしまうような展覧会。
ぜひ足を運んでほしい展覧会です!
追記:ミック・ジャガーの手術、無事成功だそうです。無理をせず、しっかりと回復して、またステージに戻ってきてほしいですね。
Thank you everyone for all your messages of support, I’m feeling much better now and on the mend - and also a huge thank you to all the hospital staff for doing a superb job.
— Mick Jagger (@MickJagger) April 5, 2019