キャリアコンサルタントのクラスメイトが教えてくれた情報。
私もキャリアコンサルタントの講座に申し込むときに聞いていたはずなのに、すっかり忘れていたので備忘録も兼ねて。
10月1日に新設される「特定一般教育訓練」の指定講座として150講座を決定~
厚生労働省が、教育訓練給付※の対象となる「特定一般教育訓練」を令和元年10月1日に新設します。
▼何でもPDFにして読みにくくするお役所のサイトですが、今回は我慢して開きました。
▼最後の職業って、なんでしょう?
実は「作家」なんですって!! 村上龍さんならでは(笑)
「ITスキルなどキャリアアップ効果の高い講座を対象に給付率を2割から4割に倍増する」
ここがポイントです。
今までこれだけ需要があるのに、IT関連の講座でも補助は2割だったのです。個人的にも2割だと気軽には挑戦できず、不満でした。あ、補助って単語は適当ではないですね。
受講費用の40%(上限年間20万円)を支給
以下、厚労省サイトより転載。
○ 雇用保険の被保険者である方(在職者)又は被保険者であった方(離職者)のうち、被保険者資格を 喪失した日以降、受講開始日までが1年以内(※妊娠、出産、育児、疾病等の理由により教育訓練給付 の適用対象期間が延長された場合は最大20年以内)の方
この紫にした部分、すごいなあって思いました。最大20年以内の離職されてる方にも給付される可能性があるのです。
私の世代、氷河期世代には、うつ病になって離職せざるを得ない人が多く、高校からの友人もとても優秀なひとでしたが、うつ病により、12年ほど離職してます。その前は誰もが知ってる企業の正社員でした。
そのようなひとも復職する際に、技術を身につけたり、リハビリとして学習できることは素晴らしいのではないでしょうか。
「日本、詰んだ」「日本、終わった」と言われて久しいですが、こんなに良い制度もあるんですよね。
▼新卒時に読んだ『絶対内定』の中谷さんではないんだ。そこに中高年の転職市場の違いが見えてくるかも。
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「日本、終わった」と言われてから10年以上も滅びてないどころか、インバウンド効果のように、観光大国として歩み始めてて、結構、基礎体力のある国なのではないかな、と感じる今日この頃です。
▼「資格がなくても」というのが、一昔前に英語ができる人の間で人気のあった「通訳案内士」などの価値が変わってきたことを感じます。当時は難しくて受験する気すらならなかった。
10年前に海外行きを決めたときは、事業わけなどもあり、研究者としては生きづらい国でした。その頃、私の尊敬する渡辺千賀さんも、そんな日本の未来を憂いつつ、こんな生き延び方もあるよね、と観光大国になる日本を提示してくださってました。まさか本当にこんな日がくるなんて。
▼渡辺千賀さんのブログ。10年以上、拝読していますが、自分の知らない世界を教えてくださるブログです。