昨日からの続きです。
東京駅から地下で直結している三菱一号館美術館。
現在開催中の「印象派からその先へー世界に誇る吉野石膏コレクション」展のブロガー内覧会に参加してきました。
本日、ご紹介するのは、「玄人に評判の良い部屋」です。
三菱一号館美術館さんは3階が展覧会の入り口なのですが、3階の1番広いメインの部屋から廊下を渡って入った部屋です。
私は全くの素人なので、「わ、ガラーンとしてる」っていうのが最初の感想でした。
マティスとマルケの部屋。
空間にこだわったそうで、窓がそのまま残された部屋です。
違う角度から見ると、こんな感じ。
マティス古典回帰の頃の作品だそうです。マルケの作品は外を描いた作品で、マティスの静物画と相性が良いそうです(理屈はわからないけど、マルケの描いた景色の緑とマティスの描いた女性の着ているストライプの緑はリンクしてる気が)。
ふたりとも、ジャンヌ・モローの弟子だそうです。全然、知りませんでした!モローと作風が違うように感じるのですが、今後、注目していきたいと思います。
眺めのいい部屋をイメージして作ったという、「玄人に評判が良い部屋」。
素人の私たちには、印象派、ポスト印象派に「ほぅー」となった後、なんだかのんびりできる空間でした。
暖炉の上にあったマティスの静物画。同行してくれた友人が、カップの立体感に魅かれたようです。カップだけ浮いてるというか飛び出てるように見えて、不思議なバランスの作品でした。好きかも。
まだまだ続く「印象派からその先へー世界に誇る吉野石膏コレクション」。
続きはまた後ほど。