アーモンドの花を探しに

アムステルダムに住んでいたのら博士(理学)のMooiが好きなことやひとりごとを書いてます。2020年4月に国家資格キャリアコンサルタントを取得し、お役に立ちたいと考え中。

クラウドファンディングに参加して自分の未来を信じてみる

本日無事にキャリアコンサルタントの合格証が届いたものの、実感もなく、一緒にがんばってきたクラスメイトの結果に一喜一憂しているMooiです。自己基盤が弱すぎます。

 

試験が終わった次の週末が最初の外出自粛、そして、緊急事態宣言下となり、企業はもちろん、美術館、ギャラリー、ホテルやゲストハウス、ホステル、店舗等も閉まり、自分の好きなものがなくなってしまうのではないか、いや、自分もなくなってしまうのではないか、と思う日々が続いています。

 

以前から、たまにクラウドファンディングに参加したことはあったものの、平時と違う今回は、違う意味で参加しているように感じています。

「自分の未来を信じるための参加」

私自身、昔から悩みやすい性格で、身体がそんなに丈夫でなかったので、そんなに長く生きたいという思いもなく、オランダで安楽死のことを知り、オランダに移住計画を立てたり、今回も気管支喘息の自分は感染したら死ぬこともあるかもしれない、と貯金等の場所を整理して、親に託すような日々を送ってました。

 

▼昨年6月に訪れたオランダのマウリッツハウス美術館。また行けるのかな。

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そんな中、外にもほとんど出られず、美術館等も閉館なので、最初に考えたのは、「行ったつもりで寄附もいいかも」。手っ取り早く、まず、国立の美術館への寄付がいいかも、と思い、検索し、国立美術館・博物館に少額ですが寄附をしてみました。見返りは何も期待してなかったのですが、5口ごとに1枚、展覧会のチケットをいただけるそうで、「未来へのチケット」をもらったような気がしました。「そうか。展覧会が再開される日まで生きてないと。」。義務でもないのに、そう思えました。

 手っ取り早く国立の美術館・博物館へ寄附

▼国立の美術館・博物館への寄附のサイト、今回の件がなければ知らなかったままだったかも。

mooi-desu.com

京都の町家を改造したゲストハウスにクラウドファンディング(すでに終了) 

つづいて、毎年、訪れている京都のゲストハウス等も大変なことになってると知り、クラウドファンディングの大手、キャンプファイヤーのサイトを調べ、京都町家の宿のクラウドファンディングに申し込んでみました。2泊分の宿泊券をいただき、その時もやっぱり「宿が再開したら、また京都に遊びに行きたい。関西の友人や先生にも会いたい。」と思えました。

 

▼参加してみた京都町家の宿のクラウドファンディング(すでに終了)

 

camp-fire.jp

→その後、丁寧に筆で宛先と名前を書いてくださった封書をいただきました。手書きのお手紙にも感動しました。多数の応募があったのに、こんなに短期間で返信されるのは大変だったことが容易に想像できます。

宿泊チケットの有効期限が2025年3月

新型コロナウイルスの収束、そして経済の再開には、長期間の自粛が必要なことを想定しないといけないことを痛感しました。

▼素敵なデザインの招待券!

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▼「まくや」さんに泊まる日が楽しみ!

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 新型コロナウイルス後の世界でも活躍する写真家のフォトエッセイにクラウドファンディング(終了)

そして、新宿にあるギャラリーKEN NAKAHASHIのオーナーさんである中橋さんが始められた木村伊兵衛賞受賞の写真家・森栄喜さんの初フォトエッセイ「Letter to My Son」を応援する区ラウンドファンディング。森栄喜さんのお名前は覚えていなかったのですが、東京都写真美術館(TOP museum)で見た、あの写真のひとか〜、と。そのくらいの記憶でしたが、KEN NAKAHASHIの展示は私が好きな作家さん、好きになりそうな作家さんを扱ってることが多いので、「きっとこれからが楽しくなりそうだ。」と直感だけで申し込んでみることにしました。何より、セクシャルマイノリティーの写真家というところにも魅力を感じました。学生時代からセクシャルマイノリティーの方と接する機会が多かったり、オランダでもそういう方々と接し、悩みを聞いてもらうことが多かったです。なぜかとても話しやすくて。何も意識していなかったのですが、最近、もしかしたら、どの人もマイノリティーに該当する属性があるのかもしれない、と思うようになりました。自分がよく感じる「どうして他人と合わせられなくて、同じではないのだろう」という気持ち、それが個性、自己理解にも繋がりそうな気がします。

本当に少額の参加でしたが、中橋さんから温かい、そして、このプロジェクトへの熱いメッセージをいただき、「このフォトエッセイが届くまで、そして、またKEN NAKAHASHIに行けるよう、元気でいないと。」と思えました。

▼残り4日になりました。

motion-gallery.net

 全国のミニシアターを応援するクラウドファンディング(2020年5月14日まで)

京阪神や横浜のミニシアターを応援するクラウドファンディングはありましたが、全国のミニシアターを応援するクラウドファンディングも登場し、すでに2億円以上となっています(5月6日0時現在)。

「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令され、政府からの外出自粛要請が続く中、閉館の危機にさらされている全国の小規模映画館「ミニシアター」を守るため、映画監督の深田晃司濱口竜介が発起人となって有志で立ち上げたプロジェクトです。

個人的には5000円の未来チケットコースが気になってます。

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▼こちらのサイトにて、コースも複数あるので、お財布と相談して決められます。

 

motion-gallery.nets

終わりに

寄附やクラウドファンディングに参加してみることで、自分の未来を信じることができるかもしれない、そんな気持ちをもらうのもいいかな、と思いました。

そして今は、出勤しないといけない時間を除いては、#StayAtHome  #おうち時間 で。

キャンプファイヤーに登録している、新型コロナウイルスに関してのクラウドファンディング

camp-fire.jp

facebookに登録していないと見られないのですが、主にお肉や野菜、魚介類等、食品のコロナ支援。いつか産地やお店に行けたらいいな、と思いつつ。

www.facebook.com

お題「#おうち時間