原美術館(品川)の最後の展覧会でも作品が展示されているリー・キットの個展が六本木のShugo Artsさんで開催中です。
香港出身で台湾在住のアーティストであるリー・キット。2018年から起こっている、中国からの弾圧。リーさんはアートで静かに反発しています。
反発しているようには見えない、穏やかな色彩と光ですが、書いてある言葉をじっくり噛み締めてみてください。
会期:2020年12月12日(土) – 2021年1月30日(土)
冬季休廊:2020年12月27日(日) – 2021年1月4日(月)
会場:シュウゴアーツ 106-0032 東京都港区六本木6丁目5番24号 complex665 2F
火〜土曜 正午 – 午後6時(日・月・祝休廊)
▼入り口でまず目に入る《All things bright and beautiful》2020
▼《We've only gust began》2020
▼《Portfolio》2020より
私が説明するのも無粋ですが、香港の状況は刻々と悪化しており、香港在住20年になる私の先輩もとてもまめな方ですが、Facebookへの更新がほとんどなくなっています。
▼今年のインタビューです。
2021年1月11日に、40年の歴史に幕を閉じる、品川の原美術館では、2018年に個展「僕らはもっと繊細だった」が開かれ、リーさんご本人のトークイベントに参加することができました。原美術館最後の展覧会でも、リーさんの作品が見られますが、残念ながら、チケットは全て完売してしまったそうです。