2年ぶりにA1理論さんと散歩をしてきました。 場所は駒込。山手線の乗り換え駅では乗降者数が一番少ない駅らしいです。
なぜそんな駒込駅で待ち合わせたかというと、私が駒込にあるギャラリーで開催中の「 クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード展」を見たかったからなんです。A1理論さんの住む高田馬場駅から駒込駅まで近いので、今回の散歩エリアを駒込にしてもらいました〜。
この4ヶ月で食事制限と運動で15kgほど痩せたというA1理論さん。 待ち合わせで見つけられるかなあと思いましたが、相変わらず、営業マンらしく、待ち合わせ場所、服装を詳細に記してくれたので、すぐに会えました!開口一番、「細くなってる!」と言ってしまうほど、縦長になってました(笑)。
2年前、丸くて 、 にゃんすちゃん(@nyansu_nyan)に、「A1理論のAはアザラシのA」といじられていたほどなのに!!
しかも、やつれた、という痩せ方でなく、自然に細くなった感じ。
気温が急に下がった上、雨で寒かったので、挨拶もそこそこに、早速、A1さんが見つけてくれた自然野菜レストランのナーリッシュへ。
自然野菜のお店ナーリッシュは、野菜がバツグンに美味しいだけでなく、ビーガン用のお肉とは思えないほど、肉(?)も美味しい!
[blogcard url="https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13150887/"]
A1さんが前もって下見してくれていたのですぐにわかりましたが、駒込駅北口から徒歩2分くらいで、便利な立地です。
階段を上って
ナーリッシュさんの看板。「バツグンに美味しい野菜がある。」と断言しているのが清々しい(笑)
重厚な鉄の装飾の中に看板が。野菜だから緑なのかな。
店内に入り、手指の消毒の後、メニューを見て検討。どれも美味しそう!お肉は使用していないそうですが、写真ではお肉にしか見えません。
注文後、おかわり自由なお味噌汁をくみに〜。 「免疫力を高める」というフレーズには、抗体含む免疫応答関係を扱ってた者としては、うなってしまいましたが。
美味しいので、何も考えずにヨシ!大根、人参、しめじが入っていて、お味噌も美味しいです。
今日のランチが届きました。奥はA1さんのチキン南蛮(大豆ミート)、手前は私のメンチカツ。
どちらも1380円(税込)で、サラダとお味噌汁が付いていて、有機野菜や大豆ミートを使用しているお店なのに、良心的な価格。
最初に取り分けて、お互いのチキンとメンチカツを交換!
まず野菜が美味しくて(看板に偽りなし)、塩をかけなくても食べられたほど。玄米も自宅で炊いてるのと違い、ちゃんとしっとりしていました(家だとパサパサになることも)。 メンチカツですが、お肉としか思えないほど、食べ応えがありました!チキン南蛮はもう鶏肉にしか思えない出来栄えで、タルタルソースも美味しくて(普段、私はタルタルソースは玉ねぎの臭みが苦手で食べない)、もっと食べたかったほどです。
お味噌汁もお代わりしてしまいました。
もうお腹いっぱいです。店員さんにお店の食材のお話を伺ったり、ブログ掲載のご了承もいただいて、「ナーリッシュバーガーも気になる〜。」と思いつつ、後に。
PayPay祭りに参加中。11月28日までは最大20%還元
ナーリッシュさん、11月28日までは街のPayPay祭りにご参加されてるので、PayPayで支払うと、最大20%が還元されるので、さらにお得です!
[blogcard url="https://paypay.ne.jp/event/matsuri202109-return/"]
東洋文庫ミュージアムで中学高校の歴史の知識が蘇る!脳トレにも良い美術館です。
ここは東西の書物が一堂に介している、かなり特別な美術館。
館内のWiFiがとても弱いので、事前に無料の音声ガイドをダウンロードしておくことをおすすめします。
[blogcard url="https://jp.pokke.in/guide/4790/"]
東洋文庫は、三菱第3代当主の岩崎久彌の寄付で始まった東洋学専門の図書館。蔵書は100万冊!!
今回は、たまたま東洋文庫ミュージアム10周年記念(2011年10月20日に開館)で、東洋文庫が誇る名品が展示されていました。
「ミュージアム開館10周年記念 東洋文庫名品展-「東洋学」の世界へようこそ」
【会期】2021年10月6日(水) ~2022年1月16日(日)
1階には、過去の展覧会のフライヤー(本の形をしていてかわいい)や、常設の江戸時代の地図などが展示されています。
『江戸大絵図』の原寸大レプリカを見て、どんどん地名を探していくA1さん。相変わらず、歴史好きです。私はお堀と前の職場、祖父母のいた人形町くらいしかわからなかった。
A1さんのお蔭で、昔の山手エリアの狭さなども学べました。我々、この地図の前だけで10分くらいはいたのではないだろうか。
続いて、中学か高校で、「好太王碑文」として習った『広開土王碑文拓本』の原寸大レプリカ。倭国が初めて登場した文章が彫られていることで有名ですね。百済が連続で攻撃されていて気の毒だと思いました。
2階には、一時期、「インスタ映えする!」で話題になった「モリソン書庫」があります。岩崎久彌が、オーストラリア人のG. E. モリソン博士が収蔵していた、アジアの歴史文化に関する2万4000冊の書物(英語)を一括購入したそうです(現在の価値で約70億円)。
これだけたくさんある書物の中から、A1さんが見つけた、背表紙に土偶が書いてある書物。日本の古代史を記した書物っぽいです。
つづいて、「クレバス・エフェクト」という技術で、深さ10cmなのに、もっと深く見える回廊を通り、名品の並ぶ部屋へ。 A1さんは、クレバス・エフェクトを本気で怖がってました(笑)それくらい、本当に深く見えるのです。
甲骨文字で記されたオリジナルの書物(遺跡レベルか?)も。
教科書でもおなじみの「解体新書」のオリジナル!A1さんがめっちゃ驚いて、「ガチで!?」と言うので、「ガチだよ(笑)偽物を置くわけないよ。」と答えましたが、教科書に掲載されていた本があったら、驚きますし、嬉しいですよね。
これまた、教科書で習ったチベットの「死者の書」も!チベット関連の書物は、A1さんから教えてもらった、日本人で初めてチベットに渡った河口慧海(えかい)(1866~1945年)の寄贈が多かったです。それにしても、相変わらず、A1さんは物知りだわ。中年とは思えない記憶力!
ふたりとも一生懸命、展示品を見ていたせいか、あっという間に2時間くらいが経過し、かなり疲れてしまいました(中年の哀しさ)。そこで、美術館と回廊でつながっている、小岩井農場運営のオリエントカフェでお茶することに。小岩井農場も三菱グループなのです!
国家公共のため、荒地に農場を拓きたいという井上の高邁な願いに感銘を受けた彌之助は、その場で出資を快諾したといいます。こうして、1891年(明治24年)1月1日、井上が場主となり小岩井農場が開設されました。小岩井という名前は、小野、岩崎、井上、3人の名字から1字ずつ取って作られたものです。 小岩井農場公式ホームページより(https://www.koiwai.co.jp/story/)
都心とは思えない、広々とした庭は「シーボルトガーデン」と名付けられ、シーボルトが日本から持ち帰った植物が植えられてるようですが、10月中旬の寒い雨の日には、花は咲いてませんでした。緑でも十分きれいです。
このカフェに行くには、「知恵の小径」という屋根付きの回廊を通るのですが、いろいろな言語で、アジア各地の名言が刻まれていて、見たこともない文字の連続に結構、頭が痛くなります。書いてあることも身につまされることばかり。
ミュージアムとレストラン「オリエント・カフェ」とをつなぐ屋根付きの小径(みち)です。両側にはアジア各地の名言が原語で刻まれたパネルが並んでいます。見たこともない文字で記されていますが、心配はご無用。それぞれの専門家に日本語訳をお願いしました。頭をたっぷり使った後は、「オリエント・カフェ」や中庭「シーボルト・ガルテン」でくつろぎのひとときをおすごしください。 東洋文庫ミュージアムのホームページより
寒いので、暖かいものを探しましたが、小岩井農場さん運営のカフェなので、メインはアイス!ということで、クッキー付きのカフェオレを頼みました。クッキーの甘さが、疲れた脳にしみました。
[blogcard url="http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/museum_index.php"]
雨上がりの六義園はガラガラで、気分転換には最高ですが、足元に注意
休憩もしたので、予約していた、東洋文庫ミュージアムから徒歩2分くらいの六義園へ。
コロナ禍では、都内の庭園も事前予約制になっているので、特に行楽シーズンは事前予約を強くおすすめします。
私はお天気が良い日になんとなく白河庭園に行ったところ、満員で入れませんでした。
六義園の予約サイトはこちら。
[blogcard url="https://www.e-tix.jp/rikugien/"]
現在は正門からしか入場できないので、ご注意を。
六義園は徳川5代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が造営した大名庭園で、故郷の和歌山県の光景を再現しようとした庭園です。和歌山県に付いての記述が多いです。
旧古河庭園とのセット割、東洋文庫ミュージアムのセット割があるので利用すると良いかも。
また、Twitterをされてるので、園内の様子を確認して向かうのがおすすめです。
https://twitter.com/RikugienGarden/status/1448205121125445632?s=20
寒かったからか、カルガモは見かけず、カラスが恐ろしいほどたくさんいました。
https://twitter.com/RikugienGarden/status/1448135394785062923?s=20
旧古河庭園、バラの季節はあっという間に週末の予約が埋まるようです。今回は向かえませんでしたが、バラの季節(春か秋)に向かいたいものです。
https://twitter.com/kyufurukawa/status/1449155014908264452?s=20
雨上がりで地面は濡れていたので、我々は防水加工の靴で来たので大丈夫でしたが、滑らないよう、足元に気を付けて高台に上ってみてください。上から望むとこんな感じ。大きな池は和歌山湾の再現らしい。
猫もいました。寒いからか、じっと丸まってました。
六義園の目の前には、アンパンマンでおなじみのフレーベル館本社があり、アンパンマンの銅像もあります!
以前は、中にショップがあり、アンパンをはじめとするフレーベル館の本やグッズが購入できたのですが、コロナ禍で閉店してしまったようです。
最後に目的地「ときの忘れもの」というギャラリーで開催中の
第333回 クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード展に向かいましたが、日曜日はお休みでした。残念。
期間中に再訪したいと思います。
開催概要:
会期=2021年10月8日[金]―10月30日[土]
11:00-19:00 ※日・月・祝休
[blogcard url="http://www.tokinowasuremono.com/tenrankag/izen/tk2110/333.html"]
クリストの甥が追悼として実施した、パリ凱旋門プロジェクトが9月18日~10月3日に行われたそうで、ニュースにもなっていましたが、実際に見てみたかったでうs。
[blogcard url="https://www.designstoriesinc.com/europe/triumphal-arch/"]
ミドルガーデンコーヒースタンドはゆっくりくつろげて、フードも美味しいカフェ
そして、やはり寒くなったので、以前、私が行って良かったミドルガーデンコーヒースタンドへ。大通りより一本入ったところにあるのですが、人気店になっていて(以前の来店時は、オープンしたばかりだった)、ほとんどのメニューが売り切れになっていました。すごい。
店内は木を基調にしていて、ゆっくりと寛げる雰囲気です。ドアを開けっ放しにして換気もしっかりしてくださってました。
ソイラテとほうじ茶マドレーヌ。ソイラテは砂糖なしでも飲めるくらいマイルドで、ほうじ茶マドレーヌにはなんと、餡子が入っていて、驚きました。コーヒーと餡子、結構、合うんです。
同じソイラテでも、それぞれ違うラテアートを描いてくださって、特別感が。二人とも若くもないのに、キャッキャッしてました(笑)
こちらのお店、トーストもいろいろな種類があって、美味しいので、軽食にもおすすめです。以前、チーズとしらすのトーストを食べて感動した母は、今でも家でチーズとしらすのトーストを再現するほどです。
[blogcard url="https://retty.me/area/PRE13/ARE5/SUB504/100001528687/"]
インスタもされてるので、ぜひ。
[blogcard url="https://www.instagram.com/middlegardencoffeestand/"]
駒込は、山手線にも関わらず、混雑もなく、緑豊かで、文化的な地域と下町が共存していて、散歩するのに最適なエリアでした。
A1理論さんが書いてくれた散歩記事はこちら!
私なんかよりずっと詳しく長く(笑)、語っている〜!
チベット愛も溢れてる!
[blogcard url="https://a1riron.com/entry/nourish-oriental-paperback"]