アーモンドの花を探しに

アムステルダムに住んでいたのら博士(理学)のMooiが好きなことやひとりごとを書いてます。2020年4月に国家資格キャリアコンサルタントを取得し、お役に立ちたいと考え中。

マスクで、美術館を応援できるかも?

東京含む一都3府県は「緊急事態宣言」となり、美術館や公共施設は休館中。 残念と思う一方で、海外のニュースやワクチンを出している企業のCEOのtwitterなども読んでいると、今度こそ、本当に危ないかも、と感じるMooiです。

昨秋頃から店頭にマスクの在庫も豊富になり、安心して不織布マスクを使い捨てで使用できる日々に戻り、マスクの品質も見直し、日本企業で、日本で製造しているものを使用するようにしています。特に、微粒子濾過効率(PFE)と最近濾過効率(BFE)が記載してあるものは、自分がかつて濾過性試験を実施するような実験も経験しているので、信頼が置ける製品だと思っています。

医師をしてる知人からおすすめされた「ホギマスク」を知ったのも、昨秋頃。 一度、試しに購入し、「病院でお医者さんも使っているマスク」と書かれてるパッケージからも安心感を感じたり、 他の不織布マスクと違い、内側がワッフル加工になっているので、顔にベタッと付着しない点も気に入っています。 普段はホギマスクの上に布マスクも重ねて、なるべく隙間ができないようにして外出するようにしています。 病気療養中の父と同居しているので、自宅でも父の部屋に入る時はなるべくホギマスクだけはするようにしたり、すっかり身近な存在になりました。

毎日使用しているうちに愛着が湧いてきたので、ホギマスクの株式会社ホギメディカルを調べていたところ、あの写実絵画専門美術館・ホキ美術館(2021年5月22日現在現在、開館中!)を運営している企業だということがわかり、驚きました。

[blogcard url="https://www.hogy.co.jp/"]

▼STORIES 永遠の人物画展 2021年5月21日〜11月7日まで

[blogcard url="https://www.hoki-museum.jp/exhibition/index.html"]

残念ながら、東京在住なので千葉県のホキ美術館にはまだ向かうことができていないのですが、昨春、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれ、1回目の緊急事態宣言で中止になってしまった「超写実絵画の襲来ーホキ美術館所蔵」展には向かうことはできました。国家資格キャリアコンサルタントの実技試験の会場が渋谷で、試験後、「この機会を逃すと渋谷には来られないかもしれない。」と直感が働き、試験会場前に出ていた東急本店行きバスに飛び乗って向かったので、記憶に残る展覧会となっています。

実技試験の緊張感と新型コロナウイルスへの不安を抱えながら向かった展覧会で見た「超写実絵画」。 目の前に本当に存在しているかのような女性、今にも動きそうなロブスターに驚いているうちに、試験のこともウイルスのことも忘れてしまいそうになるほど、目を凝らして見つめてしまいました。見つめても絵画だと信じられない作品ばかりで、本当に驚きました。 展覧会が素晴らしかったので、今の状況が収束したら、ホキ美術館に向かいたいと思うようになりました(それからもう一年以上になりますが)。

▼生島浩《5:55》

モデルが時間を気にして思わず時計の方に目を動かした瞬間を捉えたとも言われている作品。

本当に生きて目の前にいるようで、あまりじっと見たらいけないような気になりました。

小木曽誠《森へ還る》

少女たちの美しさと森の緑のみずみずしさに目が奪われます。

[blogcard url="https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_choshajitsu/"]

展覧会紹介の動画も素敵なので、ぜひご覧ください。

偶然にも、ホキ美術館を運営している株式会社ホギメディカルのマスクを使用していることに、なんだか嬉しくなったので、備忘録も兼ねて、書いておくことにしました。

ホキ美術館の建物は、株式会社ホギメディカルの赤坂本社と同じ山梨知彦らの設計らしいので、赤坂本社も見に行ってみたいと思います(今は無理ですが)。

ホギメディカルの赤坂の本社ビルを手掛けた日建設計の山梨氏に相談し、まず、美術館の土地探しから始めた。自分の足で候補地を回り、千葉の昭和の森のそばでまだ造成されていない土地を決めるに至った。6年ほど前のことである。美術館の建物について、設計者に頼んだことは、「そばを通った人が入ってみたいと思うような建物を造ってください」。館長のリクエストはただそれだけだった。 つなぐWebマガジン PASSIONより引用

[blogcard url="https://www.kongo-corp.co.jp/passion/museum/hoki.html"]

「マスクを購入しながら、美術館を応援できているのかもしれない。」と思ったら、マスク生活も少しだけ楽しくなりました。

ブログ仲間の動物のお医者さん・にゃんすちゃんの病院でもホギマスクを使用しているらしく、実際に現場で使用されている品質のマスクを製造している企業とわかり、ますます勝手にホギマスクファンになっています。

[blogcard url="https://nyansu.com/"]

それにしてもなぜ、「ホギメディカル」なのに、「ホキ美術館」という、濁点のない名称なのでしょうか。 館長さんは「保木」さんで、読み方は書いていなかったのですが、ご存知の方がいらしたら、ご教授ください。